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虎心 blogtype - アニメも特撮も消化追いつきませんyo

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2006年 08月 06日

仮面ライダーカブト God Speed Love

ボウケンジャーと同時上映。
だもんで当然ながら見てきた。
これもネタバレ反転でGO。


例年通り本編とは異なるパラレルワールドで展開される。
こちらでは渋谷隕石よりも規模の大きな隕石が落ち、
海は干上がり、大量のワームにぼろぼろにされた世界。
そんなワームを倒すゼクトとそれに反旗を翻した元ゼクト員で構成されるネオゼクトの抗争が・・・。
という所からスタート。

ネオゼクトは元々何人いたのかわかりませんが現状ではわずか3人。
うちライダー二人。
風間ドレイクと劇所湯版ライダーの小田ヘラクス。
普通にヘラクレスだと思っていた俺がいる。
|  人
| 0w0)・・・
| ⊂)
似過ぎ。

ゼクトには矢車ザビーと加賀美ガタック、劇場版ライダーの大和ケタロス。
そして最強といわれる黄金のライダー、コーカサス。
ちなみに劇場版ライダーにはマスクドフォームがありません。
やっぱりいらない子なのか!

大まかな流れ。
ゼクトvsネオゼクト(ザビー・ガタック・ケタロスvsドレイク・ヘラクス)
→天道乱入で戦闘終了
→天道ネオゼクトへ
→と思ったらゼクトにもつく
→岬さんと田所さん登場(゚∀゚)
→加賀美ひよりにプロポーズして振られる*2
→実はひよりはわずかな命
→さらにプロポーズで成功
→結婚式準備中にゼクトから指令。「天空の梯子計画」始動
→ネオゼクト森下裏切りでドレイク死亡
→ザビーvsヘラクスでザビーに完全ある死
→ヘラクスvsコーカサス ヘラクス瞬殺
→ガタック・ケタロス・カブト宇宙へ
→隕石で宇宙ステーションあぼーん
→カブト大気圏突入成功、ケタロスは地表に直撃で死亡、ガタック何故か生還
→天道とひよりは兄弟という事実発覚→ひより死亡
→カブト・ガタック隕石破壊に突撃
→カブト・ガタックvsコーカサス コーカサス宇宙に漂流刑
→ガタック脱出ポッドへ、カブトはハイパーゼクターでやりたい放題
→歴史を変えて大団円

以下思った点と突っ込み所。

・サソード不在
ワームと戦闘しているシーンこそあったものの、登場せず。
現在に至るまでに死んだんだろうか。
それともワームである神代は扱いにくかったのか。

・加賀美の漢度が上がっている
最初のプロポーズが出来ない辺りこそ加賀美らしかったものの、
プロポーズした時のキザっぷりに始まり、
ひより関連イベントでは非常に熱かった。
本編でのどこか抜けている部分を取り除くとこんな感じなのかな。
情報を流して天道を利用しようとしたりと本編よりも賢そうです。

・天道のキャラ
本編ではクールで全てを見透かしているような感じですが
劇場版では感情を表に出すことが多い。
水嶋ヒロってこんな声なんだ、と思った。
戦闘シーンもアグレッシブで"動"のカブトが見られます。
加賀美とは逆にお馬鹿さんになっているような。
宇宙ステーションでクナイガンぶっ放して穴あけるとか阿呆か。

・地上から宇宙ステーションへのエレベーター
何この脅威のメカニズム。
相当Gがかかって辛そうだったし、実用性あるのかなこれ。
ぽっきり折れてしまいそうなんだが。
ちなみに普通に上るよりもクロックアップして駆け上がるほうが圧倒的に速い模様。
ライダー2人で苦しそうに乗るより駆け上がればいいじゃん。

・宙間戦闘
コレが最大の突っ込み所。
ここにいちいち突っ込むと凄いことになるので
考えないのが吉ですが。ひどすぎるぜ。
大気圏突入に成功するカブトと失敗するケタロスをみて
ガンダムと燃え尽きたクラウンのザクを思い出した。
ケタロスも地表まで燃え尽きずに墜落していたので
ザク以上の装甲ということで。
ゼクト脅威のメカニズム!
ちなみにカブトはバイク付だったので
FAつきで突入したMk-IIみたいなもんか。
一番凄いのは恐らく単独で突入したガタックです。
そもそも直撃したステーション内にいたのに無傷とか神すぎ。
つーか手抜き杉('A`)

・コーカサスの中の人
格闘家の武蔵です。
わかってはいたけど素晴らしい大根で、
劇場版ラスボスとは思えない盛り上がりの無さを演出しました。
しかもキャラが全くあっていない。
キャスティングした奴は何を考えていたのかさっぱりわからん。
結局最強のライダーといってもハイパーゼクターのおかげで
超強いクロックアップが出来るだけでした。
ナニコレ。

・ハイパーゼクター
強化版クロックアップが使用可能。
クロックアップは強化すると位相を捻じ曲げて
空間と空間を繋げるらしい。
その理論で接近中の隕石を7年前に襲来した隕石にぶつけて歴史を変えるという超展開。
結局それで救えるのは別の未来であって、
劇中の世界では地球の滅亡こそないものの、
海は干上がって天空の梯子計画は失敗、
残ったライダーはガタックのみと希望なんてものはない。
雪が降って人々が消えていく謎演出でうやむやにされてたけどね。
つまるところ開始時点と終了時点では事態は悪化しただけでした。

残り感想。
せめてザビーvsヘラクスをもう少しちゃんと描いて欲しかった。
あとドレイクが不憫すぎ。
シナリオがガタガタ過ぎたので
ひよりが死ぬとかすげーどうでも良く思えた。

今回の映画の見どころは矢車ザビーと
本編でのカブトベルトの出所がほぼ確定した位。

龍騎以降の劇場版作品は見てますがその中でワースト1です。
本当にありがとうございました。
本編がこうならないことを祈るよ・・・。



by dbg0104 | 2006-08-06 22:13 | 感想


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